ATM 結構叩かれてるけど・・・?
ATM
総合:67点
怖さ:☆★★★★
なんかかわいそう:☆☆☆☆★
2012年にアメリカで制作された「ATM」
ジャンルはホラーなのかサスペンスなのか・・
ただ、販売元がハピネットということは鬱エンドなのかな!なんてワクワクしながら笑
以下ストーリー。
証券マンの青年デイヴィットは担当する資金運用に失敗して顧客の年金を潰してしまい、ひどく落ち込んでいた。
同僚のコーリーが会社のパーティーに来ないかと誘うが、乗り気にならないデイヴィット。しかし社内で密かに好意を寄せていたエミリーが今日限りで退職してしまうことを聞き、パーティーに参加することに。
パーティーが盛り上がる中、一人で飲むエミリーを見つけたデイヴィットは勇気を振り絞って話しかけるが、うまく話せないまま「またいつか」と別れてしまう。
しかしこの別れに納得できなかったデイヴィットはタクシーを待つエミリーに再び声をかけると、エミリーもデイヴィットに惹かれていたという。初めてお互いの気持ちを知り、その夜は彼女を家まで送ると約束する。しかし一度戻ったパーティー会場でコーリーから自分も送ってくれとせがまれ、泣く泣く3人で帰ることに。
微妙な雰囲気の車内で厚かましくいろいろと注文をするコーリー。ATMに寄ってくれと言われ、深夜のATMに入る3人。お金を引き出した3人は車へと戻ろうとするも、目の前にはフードを被った怪しい男が。
様子を見る3人の目の前で散歩中の男を殺害する男。連絡手段を持たない3人は凍える寒さの中、じっと立ち続ける殺人犯を前に逃げ出すことができるのか。
ほぉ〜・・
まぁ色々言いたい事はあるのでまとめていく笑
個人的にこの映画は面白いというか好き!
後で調べてみるとかなり評判悪いみたいだけど、自分は良いと思う。
ただ、批判される部分もわかる。
犯人はおそらく一人で、途中からウロウロし始める。超人的な感じではないし、こっちは3人。
・・なんとなく逃げられそうな感じはずっとしてるんだよね笑
物語的には用意周到に練られた計画によって3人は外に出ることが一切出来ず、助けも来ない・・みたいな感じなんだけど、犯人は監視カメラに絶対映らないようにしながら大胆な殺人と3人への攻撃をするだけ。
実際3人がかなりフリーな状態なので携帯使われたり通報入ったり逃げられてもおかしくはないような気がする。もしかしたら対策してるのかもだけど笑
で、3人はこんなフリーなのに超保守的で何もしない。いや、するときもあるのだけれどちょっと考えたらずな行動だったりタイミングがだいぶ遅かったり。
最終的に冷静な判断ができなくなっていくならいいのだけど、せめて序盤はもっとまともな行動に出て欲しいもの。
残念な点で言えば、男の怖さがいまいち伝わってこなかったのもマイナスかな。もっとでかい男にするとか、狂気を感じる殺人方法や衣装だったりしたらもっと怖かったかな、と。
まぁこれだけ言ったけど逆にこの3人のどうしようもない感じや、男の畜生感、そしてさすがハピネットって感じのラスト。
十分楽しめる作品じゃないでしょうか。
これのオカルト版(男じゃなくて幽霊とか)とかだったらモヤモヤポイントは解消されつつ恐怖度が上がって意外とウケたりするのかなぁなんて妄想( ̄ー ̄ )
ダークネス あらすじと酷評
ダークネス
総合:45点
怖さ:☆★★★★
マイケル:★★★★★
2016年制作、ケヴィン・ベーコン主演の「ダークネス」
借りるか迷っていた作品ですが、観たい作品がなくなってきたので・・・笑
ユニバーサルなのであまり怖くはないもののまとまった映画なのかななんて予想しながら・・・( ̄ー ̄ )
ちなみに制作にはパラノーマルシリーズやインシディアスを手がけるジェイソン・ブラムが携わっている。
友人家族とともにグランドキャニオンに旅行に来たテイラー一家。親たちはのんびりくつろぎ、両家の3人子供達は周囲の散策を始める。
テイラー家の娘ステファニーは弟のマイケルが自閉症を患っているため気をつけるよう注意されていたが、友人家の息子に誘われてマイケルを置いて行ってしまう。その間にマイケルは地盤の薄いところへ足を踏み入れてしまい、グランドキャニオンの地下へと落ちてしまう。
暗い地下の中で5つの影のような壁画と彫刻の刻まれた石を見つけたマイケルは5つの石全てを持ち帰ってしまう。
しかしこの行動がきっかけで、マイケルはジェニーという謎の存在を家へと招き入れてしまい、マイケルのみならず家族全員が不可解な現象に巻き込まれてしまう・・・
*****以下感想。若干のネタバレ有*****
うーん、面白くない!笑
途中で寝てしまったので再度見直したのですが、なかなかの退屈さ。
まずこのマイケルがロクでもない。
自閉症という障害があるにせよ、すべての問題がマイケルによって引き起こされ、悪化させられており、それでいて危険な目に遭う家族に全く悪びれる様子がない。まーたこのクソガキはぁ!と言いたくなるが、自閉症持ちということでうまくストレスをぶつけられないこの感じ・・・笑
そして怪物・怪奇現象がしょぼい。
動物モチーフの時点でだいぶ弱いのだが、まぁそこはいいとしよう。ただ、その動物がカラスとかコヨーテとか。微妙すぎwww
だいたいコヨーテと狼が被ってるんだよなぁ(ー ー;)
特に動物のチョイスに意味がないならもっと恐ろしい動物にして欲しいし、チョイスに意味があるならそれを説明して欲しい。
んで、一番ヤバそうなバッファローは影だけの登場。なんでwww一番やりがいありそうなのにwww
本物使えないし難しかったのかな・・・?
じゃあこいつらが何をしたのかというと、寝てるとこを驚かしたりボヤ騒ぎ起こしたりペタペタ足跡つけたり血の落書きするだけ。残忍なことは一切なし。本当しょうもない子供のいたずらレベル。
クライマックスになれば何か起こるだろうと思っていたが、謎空間に連れて行こうとするだけ。しかも弱点丸見え無抵抗・・・
これは誰が見たって怖くないよぉ( ;´Д`)
まぁ怖さを捨てて別ジャンルとして振り切るならまだいい。しかしこの映画にホラー(風)要素を抜いたら何が残るのか。先住民のヤバイ様子が押し出されてるわけでもないし、家族愛だとすればこれほど中途半端なものはない。ラストでごまかそうとしたって無理がある。
あとはアメリカンなやりとりで笑えるなんてシーンも未公開シーンには盛り込まれてたみたいだけど結局未公開なわけだし、見所がわからない。個人的にはむしろ未公開エンドの方がよっぽど良かった。ラストの浜辺のシーンはいらないけどね。
人類が滅びるなんて大風呂敷広げたのに一家の中で話完結してるし、子供が狙われるとか言いながら子供を利用して家族を襲ってるようにしか見えないし、手強いとかいう割にあっさりだし、突然マイケルが石戻し始めるのもピンとこないし、超美人やイケメンは出てこないし・・・
自分はクーポンで無料レンタルしたからいいものの、新作映画なので200円以上出してこの映画を借りるのはお勧めしないなぁ。
民族モノならウィッカーマンの方がよっぽど良かったぞっ!!
どうしたユニバーサル!!!笑
ウーマン・イン・ブラック 頑張るハリーポッター
ウーマン・イン・ブラック
総合:61点
怖さ:☆☆☆★★
アーサーかわいそう:☆☆☆☆★
完全にただのホラー映画ブログになってますね笑
ちゃんと旅行とか、そのうち音楽とかについても書いていきたいとは思ってるけどなぁ( ;´▽`)
今回の映画はハリーポッターでおなじみ、ダニエル・ラドクリフ主演の「ウーマン・イン・ブラック」
予告編観て期待しちゃったのですが、果たしてどうだったのか。
以下あらすじ。
妻を亡くした若い弁護士アーサーは失意のどん底にいた。しかしまだ幼い息子のため、一件の依頼を引き受けることに。
仕事は、とある田舎町で他界した老婦人の遺言状を発見すること。
町へと辿り着いたアーサーであったが、町人は彼を避けるように身を隠す。なぜか受け入れようとしない町人を相手になんとか寝床と老婦人の屋敷へと向かう馬車を調達する。しかし屋敷と町を結ぶ道は潮が引いた時にしか通ることができないため、屋敷での調査は夕方までに限られた。
アーサーは屋敷の捜索を始めるが、そこで様々な怪奇現象を体験する。そして黒い衣装の女性の姿を見たアーサーは彼女の後を追うも見失ってしまい、そのまま町へと引き返す。戻ってきた彼は警察に女性のことを尋ねるも、全く相手にされない。警官が一方的に話を切り上げ、その場を立ち去った直後、3人の子供が訪ねてくる。そのうちの一人である少女が誤って洗剤を飲んでしまったらしく、助けを求める子供たち。しかしすぐに少女は吐血し、息を引き取ってしまう。
その後も立て続けに事故事件が起き、そのたびに子供が命を落としていく。町の人々はこれらの原因が亡くなった婦人の呪いであり、その呪いを引き起こしたのはアーサーであると責め立てる。
アーサーは事件の真相を突き止め、無事に事件を解決することはできるのか。
ほぉ〜・・・ってなる映画。笑
雰囲気作りをかなり頑張っているような印象で、最初から最後まで作りこまれた世界観を味わえる。
ただ、やややりすぎ・頑張りすぎなところもあってやや不自然・強引に感じるところがいくつか・・笑
さらに全体的に重く暗い映像・ストーリーが観る人によって評価を分けそう(⌒-⌒; )
自分は難しくないはずのストーリーがなかなか入ってこず、「どんな話だっけ?」と少し眠くなってしまいました笑
それと、このラストと不気味な謎を残す感じがどっかで見たことのあるような感じがするものの、何に似ているのかピンとこない・・・((
で、この映画が怖いかどうかでいうとところどころ怖いっていう感じかな。いかにもやばいってシーンは結構ハラハラする。ロッキングチェアとかオルゴールとか、ジェームズ・ワンの強化版みたいな印象。
不気味な人形たちはイイ!
と、ざっと感想を書いてみましたが、一番最初に書いた点数通りの評価かな。部分部分は悪くないのに、全体でみるとうーんってなってしまう。ところどころインパクトのあるシーンとかが盛り込んであるだけでだいぶ見やすくキャッチーな映画になりそうなんだけどな。
こんな感じだから続編があるのには驚き笑
どうなってるのか少し気になるけど、まぁもし観ることがあればまたここに書いときます( *`ω´)
サイレントヒル 未プレイ者の評価
総合:85点
怖さ:☆★★★★
クリーチャー:☆☆☆☆★
年が明けてもう半月経ったことに焦るこの頃( ;´Д`)
今回は超有名ゲームの映画化作品「サイレントヒル」を観ました!
ゲームはやったことないので、プレイ経験者とは違う評価であることはご了承ください笑
ストーリーはこんな感じ。
母ローズと父クリスと暮らす娘シャロンは夢遊病を患っており、家を出て危険な場所に立ち入ってしまうこともあった。その度に口にする”サイレントヒル”という場所。炭坑の町として栄えたその場所は、30年前に起きた大火事のせいでゴーストタウンとなっていた。
未だに地下では火が燃え続けていて危険な場所であったが、ローズはその町にシャロンの夢遊病を解決する鍵があると考え、夫の反対を聞かずに娘と二人で町へ向かう。
睡眠不足か、夫に黙って行動しているからか。ローズは道の途中で女性警官シビルに止められるも、強引に振り切って町へと突入し、その直後目の前に現れた少女を避けようとして事故を起こしてしまう。事故の衝撃で気絶していたローズが目をさますと、車内にシャロンの姿はなかった。
霧に覆われ、灰の降るゴーストタウン”サイレントヒル”の町で、ローズは娘らしき少女が走っていく姿を目撃する。必死に追いかけるローズであったが、娘に追いつくことはできず、町に響き渡るサイレンと共に現れたクリーチャーに襲われ、気を失ってしまう。
目を覚ましたローズは後を追ってきたシビルに捕まり、手錠を着けられてしまうが、途中で現れたクリーチャーとの戦闘中に抜け出し、娘の捜索が始まる。
シャロンとこの町の情報を集めるローズであったが、サイレンがなると再びクリーチャーが徘徊する不気味で危険な町に変貌してしまう。果たしてローズは生き残り、娘を無事救出できるのか。
ゲーム経験者の評判はどうなんですかね!?
少なくともプレイしてない自分でもすごく分かりやすくて楽しめる内容でした!ゲームで必要となるアクション要素などが削られた分、情報収集がメインとなっており、ゲームをプレイしているような感覚も感じられた気がする。
ゲームの大きな魅力の一つと思われるクリーチャーのデザインもすごくよくて、後で見比べてみたのですがかなり元に忠実なのかなと。ゲームで人気の高い三角頭( レッド・ピラミッド…なのかな? )はかっこよかった!笑
ゲームと違うよ!こんなんじゃないよ!ってなる人もいるのかもしれないけど映画単体で見たらめちゃかっこいい( ´▽`)
後半のことはネタバレになっちゃうのでなんとも言えないですけど、最後に驚きが待っているとだけ…笑
続編があるらしいんだけど、主人公が違うから今作のラストをどうこうしようっていうのはないのかな?
いろんな考察や解説は他のブログに任せるとして、かなり良作だったと思います!ホラーって感じではないけど笑
自分はDVDで観たけど、できれば劇場で観るべき作品だったかなと思う。ドキドキ感やスリルをMAXで楽しめるはず!
ちょっとだけ虫要素グロ要素ありで、ハッピーな映画ではないのですが、極度に嫌う人以外にはお勧めな静岡映画でした。
ドリームハウス ホラー?ミステリー?
総合:84点
怖さ:☆★★★★
悲運:☆☆☆☆★
自分の能力をさらに発揮できるよう、転職を決めたウィルは、妻のリビーと二人の娘を連れて新たな家へとやってきた。しかし不審な物音などをきっかけに、その家が一家惨殺の事件現場で、今は不良のたまり場になっていることを知る。
幸せな「ドリームハウス」を求めるウィルたちは、事件のことを調べようとするが、そこには衝撃の事実が待っていた・・・!!
007シリーズでジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグをはじめ、豪華キャストが贈る本作品。
ストーリーが肝のこの映画は、事件の犯人とその全容を主人公とともに解き明かしていく感じでドキドキワクワクする!ので、細かい内容は書かないよ!
ただ、ホラーではないことは言っておく笑
オカルトテーマのミステリーかな!
恐ろしく、切なく、やるせないような暗闇の中に一筋の光が見え隠れするようで、「感動」とはまた少し違うけど個人的には面白い作品だった。
ただ、怖いものを求める人には絶対物足りないし、ガチガチのミステリーを期待するものでもないし、明るい話でも超ハッピーエンドでもないのでそういう人にはあまりピンとこない作品かも。
登場人物の、えぇ〜って思うような行動もあるしね笑
見ていて特に気になったのはウィルの描いてた本について。なんであんな恐ろしい感じの本を描いていたのか、大切に持って帰るほどのものだったのか、ラストの本につながってるのかとかがいまいち分からなかったかな。
でもまぁ雰囲気もあっていい映画だと思う。ちょっと「ソムニア」みたいかも!
ウィッカーマン(2006) 周りの評価を気にせず。
ウィッカーマン (2006)
総合:59点
怖さ:★★★★★
バッドエンド:☆☆☆☆★
ホラージャンルだけでなく、サスペンスのとこに置かれてるホラー映画もチェックしてるこの頃。今回の作品はニコラス・ケイジ主演の2006年版『ウィッカーマン』
タイトルと予告編を見た上で、1973年に公開された同名作品のリメイクと知った上で観覧!リメイクだから期待できないってよりはリメイクされるほどの作品なのかなって期待してました笑
物語はニコラス・ケイジが演じる警官メイラスが主人公。
メイラスは、パトロール中に目の前で起きた事故でとある母娘を助けられずに深く心を傷つけていた。
しかし職場から休暇をもらうメイラスの元に、突然8年前に失踪した元婚約者ウィローから手紙が届く。手紙には彼女が故郷の孤島にいること、そしてその島で彼女ローワンの娘が行方不明であり、探し出してほしいとあった。
ほっとけないメイラスはなんとかして島にたどり着くも、島民はローワンのことを知らないと言い張る。一方でウィローは「自分が一度島を離れたことでみんなから嫌われている。みんなの言うことは嘘ばかりだから騙されないで」という。
隠し事をするなど非協力的な島民、島にはびこる独自の宗教、身勝手で頼りない元婚約者、島中を飛び回るアレルギーの蜂などに翻弄されるメイラスであったが、どうやらローワンが祭りの生贄として殺される予定であることを知り、救出を試みるが・・・
観終えて「これで終わりかぁ〜」ってなる作品。。。
端的に言うとバッドエンドですが、そこがこの作品の肝なので内容は伏せておきます笑
前作は予告編しか観てないのですが、紹介には官能ホラーとあってかなりエロチックなテイストがあったよう。
一方本作にはエロ要素はほぼなしで、代わりに女性社会って怖いねみたいなテイストが強く出てるのかな。
前作を知る人や、バッドエンドや伏線未回収などを嫌った人からは酷評で、ラジー賞(ゴールデンラズベリー賞)にノミネートされた作品として非常に評判は悪い模様。ただ、個人的にはそこまで悪い作品ではないかなぁなんて。
ウィッカーマンの存在感と、祭り(特に仮面)の狂気じみた感じ、ちりばめられた異様なシーンはまぁまぁよかったとは思う。絶望バッドエンドも好きだし!笑
予告編を見る限りではさすがにセットや小道具のクオリティーも上がっているようで、チープ感がなくなってるのもリメイクとして成功だと思う。
ウィッカーマンのデザイン自体もほぼ変わってないからこの見た目が好きな人も安心。
一方で、古くて簡素な小道具だからこそ怖そうなところもあって、仮面とかは小綺麗になりすぎたかもなぁ。いい味出してそうなピエロみたいなやつもいなくなってるし。
宗教とかエロとかの、重要な要素を抜いたのはリメイクとして非難されて当然だと思うけど、代わりに入った警官の都会感と孤島の田舎感の対比や、完全女性社会、蜂要素も何とも微妙だし、主人公の幻覚の原因や電話などの伏線を未回収で終わらせて曖昧なところが多いまま終わらせるのは、ことこの作品においてNGだよね。一応ミステリーだし笑
個人的には特に冒頭の事故シーンをもっと説明して欲しかったよ!
ちゃんと不必要なところを除いて必要な説明をすれば、誰でも見やすいようなリメイクとして成功しただろうし、振り切って別のテーマ加えるにしても「ウィッカーマン」の題材通りの残虐性・絶望感とかにしてればもっと違う評価になっただろうなぁ。
結論、いうほど酷くはないけど良くもない映画ということで笑
特にオススメはしないけど借りて損とも言わないです( ´ ▽ ` )
余談ですが『Fate/Grand Order』(通称fgo)ってゲームで出てきて徳島やら北九州やらに模型設置されてたやつもこのデザイン元にしたんかね?笑
ライト/オフ 元ネタで十分か…?
ライト/オフ
総合:58点
怖さ:☆☆★★★
電気消せなくなる度:☆★★★★
お久しぶりです!明けましておめでとうございます!
年末年始に体調を崩してしまい、学校の方も忙しくて少し期間が空いてしまいました・・・( ;´Д`)
今回の作品は『ライト/オフ』。予告見た時に、似たような動画を最近見た気がすると思ったらまさにその動画を元にジェイムズ・ワンが製作した映画らしい。監督はデビット・F・サンドバーグっていう別の人だけどね!
映画は元動画にそっくりな現象がとある家族の父親に降りかかるところから始まる。
父ポールの仕事場である倉庫のような場所。残業する父と共に働く女性は暗闇の中に何者かの影を見つける。その影はライトをつけると消えるが、ライトが消えれば再び現れる。近く影に怯えてポールに様子を見てもらいに行ったが、そのまま影に襲われてしまう。
自宅で母ソフィーと暮らす息子マーティン。旦那を亡くした母はもともとうつ病であったが、何か様子がおかしく、家の中に何者かの邪悪な気配を彼は感じていた。
恐怖で眠れなくなったマーティンは学校で居眠りを繰り返し、保護者の呼び出しを受けてしまう。しかしソフィーは連絡がつかず、代わりに離れて暮らす姉のレベッカが来ることに。
レベッカはマーティンを家へと送るが、怖がる弟と異常な母の様子を見て強引に弟を家へと連れていく。
その夜レベッカは暗闇の影に遭遇し、翌朝児童相談所の人がマーティンを母の元へ連れ戻して行った後も家族の危険を感じさせる怪奇現象を体験する。
影が残した”ダイアナ”という名前を知っていたレベッカは、事件の真相を知り、家族を助けるため再び家へと向かう。
うーん、どうも薄っぺらい作品。
「ライトが消えると何か出る」ってだけの元動画『lights out』に細かい設定を付け足しただけって感じ・・・むしろ肝心のドッキリ度合いは落ちてる気がする笑
ストーリーもあるっちゃあるけど迫ってくるものはないし、ラストもまぁ普通かなと。フリーホラーゲームの映画化みたいな印象受けたかも。
若干『MAMA』のテイストを感じる雰囲気と怪物デザインだったけど、あんまり怖くはないんだよねぇ(-。-;
つけたり消したりのシーンとか、いい感じのシーンもあったけど、せっかくの設定生かすなら「ライトが切れちゃうよぉ!!!」っていう焦りが出るようにもっと不安定なライト使うとか、ろうそくとかにするとか、全然助けが来ない山奥にするとか、鉄板ネタだけでももっと工夫できたのかなぁなんて思ってしまう作品でした。
ワーナー作品にしては思い付きの見切り発車感、ジェームズ・ワン製作にしては雰囲気の作り込みが弱いかなー。『イット・フォローズ』みたい。
一番面白かったのは未公開シーンにガッツリ別エンディングがあったことかな笑
強引な終わらせ方が笑えたけど、さすがに止めたんだなって笑
まぁでもチープな映像ではないし、見た感じ良い評判も受けてるみたいだから気になる人がいたら見れば良いと思います。止めはしないよ!笑