まとめのーと

あれこれ旅行や趣味のことを備忘録も兼ねてのんびり気ままにまとめてみる。

キラークラウン 血の惨劇 予告編で十分

キラークラウン 血の惨劇

総合:55点

怖さ:☆★★★★

物語・描写:☆★★★★

キャスト・演技:☆☆★★★

音楽・演出:☆☆★★★

謎解き:☆★★★★

オススメ度:☆★★★★

トラウマ要素:多少のビックリ

 

【ストーリー】 

アメリカの田舎町にてピエロによる連続殺人事件が発生。

警察が夜間の外出禁止令を出す中、ピエロ恐怖症の少女エマは夢で謎の日時が書かれた血まみれの風船を目撃する。町のアイスクリーム店で働くエマは、事件で高校生の娘を失ったランドールという客に夢のことを話す。すると話を聞いたランドールは、事件の前、娘の所にも風船が届いたという。

 

 【レビュー】

典型的C級ホラー。

  

田舎町、ピエロ、風船と、「IT」とそっくりの設定だが、肝心のピエロがあまり怖くない。正確には、序盤はなかなか怖い感じだったものの、中盤から頼りないおっさんにしか見えなくなったという感じ。ピエロの演技もワンパターンだし。

 

怖がらせ方も基本はビックリ系のみ。全体的にチープでいかにもC級な作品。

ラストは思いがけない展開を見せるが、画としてはチープなピエロが女の子たちを追いかけるだけ。

不作の続くピエロホラーに新たな良作が来ることを期待したけど、予告編で力尽きてしまったようで残念…。

ただ、冒頭シーンや中盤までの雰囲気はいい感じだったので、ちゃんとお金をかければ化けそうな作品だなぁとも思いました。

 

ちなみにジャケットのピエロは出てきません。

 

【似てると思った映画】

 IT

 

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IT "それ"が見えたら、終わり。 あらすじとリメイクの評価

IT "それ"が見えたら、終わり。

総合:84点

怖さ:☆☆★★★

物語・描写:☆☆☆★★

キャスト・演技:☆☆☆★★

音楽・演出:☆☆☆★★

謎解き:☆★★★★

青春:☆☆☆☆★

トラウマ要素:ピエロ、ビックリ、切ったり刺したりの痛い系シーン

 

【ストーリー】

 

とある田舎町デリーでは児童失踪事件が多発していた。

吃音の少年ビルの弟ジョージーは、大雨の日に事件に巻き込まれ、行方不明となっていた。事件から8ヶ月が経過するが、ビルはきっとまだジョージーは生きていると信じて搜索を続けていた。ジョージーの搜索は「負け犬クラブ」という、ビルと友人を含めた4人のグループで行なっていた。

ある日、下水道で搜索を行なっていたビルたちは、ジョージーと同じく行方不明の少女ベティの靴を発見する。ビルたちがさらに奥を調べようとするちょうどその時、少年ベンがいじめられっ子に追われながらビルたちの元へやってきた。ビルたちは搜索を中断してベンが腹部に受けた傷の手当を行い、「負け犬クラブ」は新しい仲間を迎え入れた。

その後、さらにべバリーとマイクの二人を加えて7人となった「負け犬クラブ」は、一連の失踪事件の鍵を握る謎のピエロ「イット」の棲み家へと向かう。

 

 

 

 【レビュー】

青春モンスターパニック映画。

 

 

90年に公開され、ピエロをメジャーホラーキャラクターに仕立て上げたスティーブン・キングの傑作「イット」のリメイクとして、非常に話題になったこの作品。

 

ただ、最初に注意しておかなくてはならない点が一つ。今回のイットはおそらく第1章で、そのうち出るだろう第二章と合わせて話を完結させるものだということ。

原作では、ビルたちが少年少女時代の話と、彼らが大人になった時の話の二つが平行して進む構造の3時間映画だが、今回のリメイクは少年少女時代の話のみを取り上げた2時間ちょっとの映画なのである。

正直知らずに見ていたのでちょっと驚きました笑

 

で、肝心の映画の内容は、青春感のある「モンスターパニック映画」であり、原作の不気味なオカルト感は一切ありませんでした。

大幅にモデルチェンジしたピエロを見て感じた通り、ビックリシーンがちょこちょこあるだけで全然怖くない。全世界にトラウマを植えつけたペニーワイズは、キラキラ輝く瞳と大きく尖った二本の前歯がハムスターとかウサギみたいで、なんならちょっと可愛いく思えるような外見に変わってしまっている。

以前のピエロはどこにでもいそうないでたちで、何を考えているのか分からない表情と不気味な奇術で観るものを怖がらせた。しかし今回のピエロはいかにも悪そうな姿で、子供を食うことで頭をいっぱいにした、ただのクリーチャーとなってしまっている。

音楽や絵画の怪物とかも安っぽいホラーゲームのようで、クオリティの高いB級ホラーになってしまったような印象。

 

という感じで、ホラー要素に関しては予想通りにがっかりさせられたのですが、青春要素に関しては原作以上によくできていたと思った。そもそも半分のストーリーを三分の二の尺で作り直した作品なので、それぞれの登場人物をたっぷり時間使って丁寧に描写できていたと思う。映像のクオリティもかなり高く、キラキラと輝く少年少女たちの、どこか懐かしい冒険物語を非常に上手く表現している。原作よりスタンド・バイ・ミー感が強くなったかな。

27年前の原作と比べたらクオリティは格段に上がっているし、統一された時間軸で話が進むので非常に観やすい作品だと思います。

 

そんな感じで、ピエロの怖さを十分に引き出せてはいなかったものの、青春モンスターパニック映画としてはクオリティの高い作品でした。

続編の雰囲気もおよそ見当がつきますが、どんなラストにするのか気になるので観てみようと思います。きっとロードオブザリングみたいな、めちゃめちゃ壮大な感じになるんじゃないかなぁー笑 

 

 

【似てると思った映画】

 スタンド・バイ・ミー

 

 

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ヴィジット イかれたジジババの狂気ホラー

ヴィジット

総合:64点

怖さ:☆☆★★★

物語・描写:☆☆★★★

キャスト・演技:☆☆☆☆★

音楽・演出:☆☆☆★★

謎解き:☆☆★★★

ラスト10分:☆☆★★★

トラウマ要素:特になし

 

【ストーリー】

母親が新しい恋人とクルージングの旅に出ることになったため、二人の姉弟は一週間母親の両親の元で生活することになる。祖父母に快く迎えられて新鮮な生活を楽しむ姉弟であったが、初日の夜、姉のベッカは祖母が嘔吐する姿を目撃する。翌日、「風邪をひいていたが、もう治った」という言葉を聞いて安心するベッカであったが、その後繰り返される祖父母の様々な奇行に異様な空気を感じ始める。

それらは病や老いによるものだと説明する祖父母であったが、奇行は日に日にエスカレートしていく。そして4日目の夜、姉弟は奇行の様子を記録しようとカメラを設置するが、そこには姉弟の想像を超えた衝撃の映像が記録されていた。

 

 

【レビュー】

イかれたジジババの狂気ホラー。

 

まず大きな特徴といえば、半分くらいは姉の所有するカメラを通したPOV形式のホラー映画だということ。

全編POVはかなり観る側として疲れるし、何があってもカメラを回し続けるような強い縛りが入ってしまうけれど、この作品は非常に良いバランスで効果的にPOV要素を取り入れてくれている。

 

そしてもう一つ大きな特徴は最後までイかれたジジババの映画だったということ。

序盤からかなりのイかれ具合を見せるジジババたちだが、後半はさらに大変なことに笑

祖母役のディアナ・ダナガンの怪演が素晴らしい。

 

オカルト的な怖さはそこまで感じなかったけど、いつ何が起こるか分からないというドキドキ感をひたすら味わえる作品!

登場人物のキャラクターもそれぞれ上手く立ってたし、チープな演出がなかったのは非常に好印象。下手に音楽を使わず、リアルな感じにしてあったのもよかった。

 

 

ただ、その他についてはあまりこれといった特徴がなく、観終えるとなんとなく地味な作品に感じる。そしてラストが微妙。

全体を通してあまり大きな裏切り・予想外要素を感じられなかったし、「ラストがなんか微妙」という印象が強く残ってしまう残念な作品。

「動」の部分は良い感じなので、ストーリー自体は変えなくとも「静」の部分をもう少しじっくり描写するだけでも緊張感上がって怖さがグッと増しそうな気がしました。

 

こんな感じで、決して悪い映画ではないものの、オススメするかと言われればなんかビミョーな作品でした。

 

 

【似てると思った映画】

特になし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネタバレレビュー】

やっぱりただのイかれたジジババだと戦ったときにあんまり強そうじゃないし、実際強くないから観てて余裕が出てきちゃうんだよなぁ。

子供vs老人という弱者対決のわりには上手いこと出来上がっていたけれど、観終えた感想は「案外あっさり倒せたな」でした。

何か強力な武器を所持してるとかマジモンのイカレ具合を発揮するとかで、皆殺しとまではいかなくとも、助けに来た警官たちを全員殺すくらいしてくれたら、見応えがあったのかなぁと思いました。

 

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ザ・ヴォイド 変異世界 思ったより「普通」

ザ・ヴォイド 変異世界

総合:79点

怖さ:☆☆★★★

物語・描写:☆☆★★★

キャスト・演技:☆☆★★★

音楽・演出:☆☆☆★★

謎解き:☆★★★★

クリーチャーデザイン:☆☆☆☆★

トラウマ要素:クリーチャーの出産、痛い系含めたグロ多め

 

【ストーリー】

トロール中、一人の重傷の男を見つける警官ダニエル。最寄りの病院は移転中で十分な設備があるとは言えなかったが、重傷の男を長時間待たせるわけにはいかず、ダニエルは急いで男を搬送する。

最寄りの病院には妻を含む数人の看護師・医者と、数人の患者がいた。無事男を搬送し終えたダニエルは、院内を歩き回るうちにうめき声を耳にする。声のする病室に入ると、そこには患者をメスで刺し殺す女の姿が。命令を聞かずに近づいてくる女をダニエルは撃ち殺してしまう。

ダニエルは警察署と連絡を取り、応援を要請しようと無線機のあるパトカーへ向かう。しかし無線は一切繋がらず、謎の白装束集団が病院の周囲を取り囲んでいることに気がつく。白装束の集団は三角のマークを頭につけており、ダニエルに近づくとナイフで襲いかかってきた。

急いで院内に逃げ込むダニエルであったが、院内でも悲鳴が上がる。駆けつけたダニエルが見たものは、射殺したはずの女と彼女に殺されたはずの患者が醜く変わり果て、別の患者へと襲いかかる姿であった。

 

 

 【レビュー】

…てんこ盛り。

 

クリーチャー、カルト、グロ描写。その他、とにかく色々やってみた感の強い作品。

正直ストーリーなんていうものはあまりなく、一通りの状況の説明が終わったら次々に大変なことが起こっていき、ブッとんだラストも特に説明はない。

 

良い面でいうと、退屈しないし、観ててまぁまぁ面白い。

映像も綺麗で、特にクリーチャーのデザインはなかなか良くできているし、終始ヤバイ感は伝わってくる。インパクトあるシーンも多めだし、見応えはある映画!

調べてみるとクラウド・ファンディングで資金を集めたというのだから、それでこれだけのクオリティの映像が作れているのは凄い…!

 

ただ、カルト要素の説明があまりに不足しすぎでは?と。

どこから発生したどんなカルト集団で、何をしてて、ヴォイドとはなんなのか。

そのあたりの説明がないと、ただイかれた天才が宗教作って暴走してるってだけの「普通」の作品になってしまう。

せっかくいろんな要素が入ってるんだから、もう少しずつでも説明・深掘り描写を加えて「他にはない映画」にしてほしかった。

 

いっそ呪詛とかさらに他の要素を取り入れたり、もっといろんな種類のクリーチャー登場させたりしたら面白いかなぁなんて思ったけど、クリーチャー増やしたらバイオとかサイレントヒルっぽくなるだけのような。

 

 

【似てると思った映画】

サイレントヒル

 

 

 

 

 

【ネタバレレビュー】

なんで中途半端に登場人物助けたんだろう。

全員殺されるか、洗脳されてカルト入りするかになっちゃうバッドエンドの方がまだ締まる気がした。

でも続編が作られて、世界を侵略するカルトをヴォイドから脱出したダニエルと今回の生き残りが叩き潰すとかっていったら、もはや完全に別モノだけど面白そう。

 

 

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ロンドンゾンビ紀行 打ち切り漫画のようなラストで・・

ロンドンゾンビ紀行

総合:55点

怖さ:★

盛り上がり:☆

 

はい、ゾンビモノです笑

避けるとか言いつつ結構見ちゃってますね( ̄▽ ̄)

メディアで紹介されているところを見て気になっていたのでやや期待しながら鑑賞!!

 

ロンドン郊外。とある建設現場において職員が地下に眠る墓地を発見する。大量の人間の骨が埋まる地下空間で職員は悪ふざけを始めるが、突然背後から何者かに襲われてしまう。

一方、同じくロンドンにてアンディとテリーという若者兄弟が無謀な計画を実行しようとしていた。普段は祖父が入居する老人ホームに食事を配達して小遣い稼ぎをしている彼らであったが、その老人ホームがリッチマンション建設のために取り壊されルことになっていた。彼らは老人ホームを救うための巨額な資金を早急に調達するべく、銀行強盗を計画していたのである。

彼らはピッキングの得意な従姉妹や銃を大量に保有する仲間を集め、乗り込んだ銀行で金を袋に詰めることに成功するが、いざ逃げ出そうとすると外には警察が待ち構えていた。銀行職員を人質にして立てこもり、逃げる手段を考えるアンディたち。しかししびれを切らしたメンバーが無鉄砲にも正面から飛び出してしまう。飛び出したメンバーは銃を構えて臨戦態勢をとったが、彼らの目の前には何者かに襲撃されて崩壊した街が広がっていた。警官はボロボロのパトカーだけを残していなくなり、あちらこちらから悲鳴や火が上がっていたのであった・・・

 

 

うーん、、、微妙??笑

もともと怖い映画ではなくコメディホラーとして観ていた訳だけども、コメディが弱い。正直おじいちゃんVSおじいちゃんゾンビだけで良かったと思える作品。

コメディにしてはストーリーをしっかり作ろうとシリアスな場面や説明くさいシーンが多い一方でラストはお粗末なもの。船を目指すという点ではドーン・オブ・ザ・デッドに似ているが全く異なる。絶望的な状態で終わらせ方はなかなか難しいとは思うけれど、最終的な感染の範囲や彼らのその後が全く不明瞭。むしろ巨大落とし穴でゾンビ全滅とか、船は船でも宇宙船で地球脱出とかでもなんでもいいからオチをつけて欲しかった。

面白いシーンはやはりおじいちゃんバトルなわけだけれど、本当にワンカットのみ。若者たちのアクションとの対比を作ろうにも両者ともに描写が不足。結果予告編や宣伝で十分な内容に落ち着いてしまった。

組み合わせやすい内容であったがために、思い付きだけだとしてももう少しクオリティが高くないとって感じですね( ̄▽ ̄;)

 

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テラーオブハウス ”あれ”にそっくりな作品!

テラーオブハウス

総合:58点

怖さ:☆★★★

演技力:☆

 

Netflixで公開されているテラスハウスのパロディホラー…

地雷臭がすごいのに評価はかなり高くて、劇場公開中も満員だったんだとか。レンタルショップなら間違いなく借りないけどせっかくだから鑑賞!笑

 

舞台はそっくりそのままテラスハウス

4人の若い男女が住むシェアハウスに2人の新メンバーが入居してくる。主人公は新メンバーで女優志望の美咲。それぞれのメンバーが互いに刺激し合いながら夢を追う姿を収録する番組・・のはずであったが、共同生活の中で奇妙な出来事が起き始める。

窓に映る女の姿、割れる窓。いつものことだ、と気に留めないメンバー。しかし美咲だけは違和感を感じていた。

そしてついに彼女は気づいてしまう。メンバー全員がここに集まっている理由に・・・

 

 

棒読み・・・!!!笑

1回目観た時は進まない話、興味のわかない登場人物の過去話、ただただギスギスした会話、そして何より棒読みの嵐に観るのをやめてしまった笑

飛ばし飛ばしで観てもひどいシーンしかないし盛り上がりそうにもなかったからもういいやってなってしまったけど、オチがすごい的な評判を聞いたので耐えながら最後まで鑑賞。

 

なるほど、確かにこれは最期まで観なきゃいけない作品だ。

コッテコテのB級Jホラーかと思いきやこれがなんと僕のイチオシ作品の「私はゴースト」に酷似しているではないか!

何から何までそっくりで、「私はゴースト」の怖かったところを参考にしました!みたいな作品。他にも今まで僕が観てきた作品の要素っぽいものをところどころ感じることができて、僕と同じような趣向でホラーをある程度観ている人が作ったんだなという印象(*´∇`*)

 

「私はゴースト」で不可欠なゴシック要素がない分不気味な雰囲気や怖さは半減している一方で、減った分をパロディのポップさが埋めているため圧倒的にこっちの方が観やすい。

作品内の謎とかも全て丁寧に解決してくれているし、いい言い方をすれば入門編的に良い作品!少なくとも一般ウケする作品だと思う。

 

ただ、徐々に慣れてくるとはいえ棒読み等の安っぽい演出はやはり観ていて辛いものがある。不気味な怖さの「私はゴースト」から不気味さを減らした感じはやはり中途半端感を生み出しているし、デッキブラシとかもうホラーなんだかコメディなんだかわからない状態( ̄v ̄;)

あとどうせパロディならプロフィールシーンとか、もっと本家に寄せていいと思うシーンも多かったなー。

 

まぁそんな感じで個人的には「工夫により二番煎じは避けられたものの、主に演技演出のせいで中途半端になってしまった作品」ですなー笑

あと、キャストのルックスもリアルなんだけど、できればもうちょっと美男美女だったらよかったなぁなんて( ̄▽ ̄)

 

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テスター・ルーム ラストが・・

テスター・ルーム

総合:62点

怖さ:☆★★★

物足りない:☆☆☆

 

GWもホラー映画!(*´ω`*)

今作からNetflixで公開されている映画に移行していきます!

初回はざっと見て一番怖そうだった「テスター・ルーム」。

 

超常現象を研究するジョセフ・クープランド教授に声をかけられ、実験のアシスタントを引き受けた大学生ブライアン。全ての超常現象は負の感情から生まれる妄想だというジョセフは、ジェーンという少女を被験者にした実験でその仮説を実証しようとしていた。

親に捨てられたジェーンの周囲ではいつも奇怪な現象が起こり、どの里親も長くは続かず、彼女自身も彼女の中に棲みつく「邪悪な何か」の存在に苦しんでいた。ジョセフはこの「邪悪な何か」をイーヴィと名付けた人形に封じこめようと考え、ブライアンはその様子をカメラで撮影することになっていた。

ブライアンが参加する前からハリーとクリッシーという二人の大学生が実験のアシスタントをしていた。大学から援助を受けられなくなったため、ジョセフたちは田舎の別荘に場所を移し、ついにジェーンから負の感情を取り除く実験が始まる。

 

 

なるほど・・・。

一風変わったエクソシズム系で、怖そうなシチュエーションは結構多め!

ただ、「怖そう」ってところから「怖い」にいかない・・・

あと一工夫でもあれば怖くなりそうなのに詰めが甘いというか物足りないというか。ビックリ系ではないからもっと不気味さとかドキドキする時間をたっぷりとって欲しかったところ。

 

POVっぽい映像の差し込み具合はすごく良かったけど全体的に映像が綺麗すぎるかも。せっかく舞台を田舎の古い建物にしたんだし少しゴシック要素が入ってても良かったかなぁ。ジェーンももっと不気味感や不思議感ある方が良かった気がする。

人形ももっとスポットライト当てていいと思うけどね!あんまりやると安っぽくなりそうだけど、邪悪なものが憑依する人形って怖いじゃん!笑

 

あとラストね!あのシーン要る!?って感じ笑

なんでそうなるの?ってなるし、安っぽさも否めない。素直に別荘のシーンで終わりにしておけば良かったんじゃないの?って思ってしまう。

 

なんだろうな、ストーリーも印象的な訳じゃないし、悪くないのに悪くない止まりになってしまった映画って感じかな( ̄▽ ̄;)

 

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