まとめのーと

あれこれ旅行や趣味のことを備忘録も兼ねてのんびり気ままにまとめてみる。

ザ・ギフト "贈り物"とは真逆のラスト

ザ・ギフト

総合:66点

怖さ:☆

胸糞:☆☆☆☆

 

ちょっと前に予告編を見て気になっていた作品!

たまたまいつも使うレンタルショップに置いてないのかと思ったらつい最近出た新作だったんですね( ̄▽ ̄)

星だけ見るとまぁまぁいい評価の作品ですが、こんな話。

 

大企業に勤めるエリートサラリーマンのサイモンは妻とともに新しい街に大きな家を建て、これからの生活に夢を膨らませていた。

ある日、妻と家具を見て回るサイモンに男が声をかける。彼はゴードンと名乗り、名前を聞いたサイモンは彼が学生時代の同級生であることに気づく。

急いでいたため電話番号を渡して別れた二人であったが、翌日サイモンの家の前には祝いのワインがメッセージカードとともに置かれていた。住所を教えた覚えもないのに、と少し怪しむ二人であったが、サイモンの妻ロビンの提案によりゴードンを夕食に招待することに。

久しぶりの再会に昔話の止まらないゴードンに対し、「あまり彼に酒を与えるな」「彼は人と接するのが苦手なんだ」と消極的なサイモン。実は学生時代に二人がそれほど仲が良かったわけじゃないので気まずいという夫の訴えを受けてロビンはもうゴードンを誘わないと約束する。

しかしその日以降もゴードンは度々家を訪れ、ある日には庭の池に鯉をプレゼントするなど彼が家から離れることはなかった。

ロビンは彼をいい人だと信じていたが、サイモンは彼の来訪を嫌がり、ゴードンから招待を受けたパーティーで直接そのことを伝えることにした。

そしてパーティーの日。サイモンがゴードンに彼の行為が迷惑であると言うと、妻と別れて寂しかったからつい二人につきまとってしまったと、ゴードンの事情を知らされる二人。

もう関わらないと約束し、その日はゴードンの家を後にしたが、改めて謝罪し、「できれば初めからやり直したい」という彼からの手紙を受けてロビンは心を痛める。

そもそもなぜ夫は彼を拒絶するのか。漠然とした疑問やストレスによって心が不安定になったロビン。しかし彼女が知ろうとした二人の過去の真実は彼女の想像をはるかに超えたものであった…

 

何か予告編の雰囲気とだいぶ違ったー!!

もっとホラー感のある作品かと思ったけどDVDに書いてあった通りサイコサスペンス映画でした( ̄▽ ̄)

話としてはなかなか面白かったものの胸糞悪いシーンや展開もあるので人間同士のドロドロが苦手な方にはオススメしません笑

 

個人的にはキャストの演技が素晴らしい一方、中盤あたりまで 若干テンポが悪いような。小説をそのまま映画にしたような印象だけど、映画の流れとしてはイマイチハマらなかった。

読まれないようにしつつ後半への伏線をしっかり張っていく丁寧なスタイルか、衝撃のラストへ駆り立てるようなスピード感のどちらかが欲しかったな。それかオチをもっと過激にするか笑

 

とまぁ若干辛口評価したもののその辺のサスペンスよりは面白かったので興味のある方はぜひって感じ( ´ ▽ ` )

もっとヤバいものがどんどん届いてくるようなホラー映画あったら観たいな〜((

 

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ディセント 100分間休みなし!笑

ディセント

総合:89点

怖さ:☆☆☆

6人の連携:☆

 

もともとは心霊要素なさそうだし設定もありきたりなB級感がして避けてきたのですが、地下モノのホラーを調べると必ずと言っていいほどこの「ディセント」の名前が出てくるので気になって観てみることに。

 

夫と息子、数人の友人とともに川へと遊びに来た主人公のサラ。しかしその帰り、家族を乗せた車は運転手である夫の不注意によって事故を起こし、夫と息子は命を落としてしまう。

それからしばらくが経ち、川で共に遊んだ友人を含めて5人の旧友がサラを励まそうと洞窟探検旅行を計画する。

サラたち6人は山小屋に集合した翌朝、すでに下見を済ませたジュノを先頭に観光ガイドにある安全な「ボアム洞窟」を目指す・・・はずだった。

ジュノが案内したのは巨大な穴。いきなりハードなコースに最初は動揺するメンバーであったが、ホリーを筆頭にスリルを求める6人はワクワクしながら穴を降りて行った。

奥へと進むほどに狭くなる道。うつ伏せになって進むのがやっとの道で、なんとか一人ずつ抜けていく一行であったが、最後に入ったサラがパニックを起こしてしまい進むことができない。そして前にいたベスがなんとか落ち着かせようとしたその時、突如サラの頭上で落盤が始まる。サラの荷物を捨て、なんとか脱出した二人であったが、道は完全に塞がってしまう。

二つあるはずの別の出口を目指すため、ガイドを頼まれたジュノであったが、彼女はガイドブックを置いてきたという。理由を問われて黙り込む彼女であったが、違和感を感じていたベスによってこの洞窟がボアム洞窟ではない未踏の洞窟であることが明かされる。

助けも来ず、出口があるのかさえ分からない洞窟でサラたちは無事地上へと生還することができるのか!?

 

 

「ディセント」、なかなかいいぞ・・・!!笑

予告編ではB級感プンプンだったけれど( 落盤のシーンを除いて )安っちいシーンはほとんどなく、怪物のデザインもまぁまぁ良い!

グロい描写が多い上に救われない展開もあり、始終ビックリシーンで気の休まらない作品なので嫌いな人は避けた方がいいとは思いますが、ある程度耐性がある方にはオススメ!笑

地下という設定に甘えて映像を暗くしすぎることもなく、洞窟の閉塞感、極限状態での心理描写、至近距離で怪物が徘徊する緊張感、よくできています!!

ラストも綺麗に仕上げてあり満足( *`ω´)

なんとなくちょっと綺麗すぎる感もあるけどね!

 

地底で女性たちが女性であることはおろか、人間であることを捨ててたくましくなっていく様子に圧倒される映画でした笑

 

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ドーン・オブ・ザ・デッド 良し悪しと感想

 

ドーン・オブ・ザ・デッド

総合:81点

怖さ:☆

絶望感:☆☆☆☆

 

気づいたらもう年度末ですね!新年度に向けて新しいものに触れる機会が多くなるところですが、僕は避けてきたゾンビ映画に触れることにしました笑

ゾンビ映画の金字塔とも言われるその名も「ゾンビ」という作品をザック・スナイダー監督が2004年にリメイクした本作。

しかし再想定によっていろいろな変更がなされ、元とは全くの別物になってしまったんだとか。そしてこれが功を奏したのか、リメイク作としては珍しく好評価というのだから期待が高まる!

 

看護師として働くアナ。多忙ながら夫と娘との平穏な生活はある時突然終わりを迎える。

尋常でない怪我を負った娘。慌てて彼女に近寄った夫も首筋を娘に噛みつかれ、大量に出血して瀕死状態になってしまう。なんとか二人を引き離したアナは救急に電話するが、繋がらない。とその時、倒れていたはずの夫がアナに襲いかかる。

なんとか振り切って家を飛び出したアナは恐ろしい光景を目にする。夫や娘と同じように人が人を襲い、至るところで火事や事故が発生している。アナは車でラジオで聞いた避難地へと急ぐが、車の強奪をしようと男が乗り込んでくる。そして男をを引き離そうとした際、車は木に衝突。アナも気を失ってしまう。

目を覚ましたアナは警官と数人の生存者と出会い、ショッピングセンターを目指すことにしたが、そこは既にCJという男をリーダーとする3人の警官によって占拠されていた。

避難させてもらう代わりに武器を押収され、監禁されてしまうアナたち。センターの外は増え続ける大量のゾンビに囲まれ、センターの中はCJによる支配という絶望的な状況を彼女たちは抜け出すことができるのか!?

 

 

ほ〜!!面白かった!!

トーリーもキャストたちの演技も素晴らしかったし、全体的に「ミスト」を彷彿とさせる絶望感がたまらない作品!笑

ゾンビモノなのでオカルト的な怖さは0の一方、なかなかのグロシーンとビックリさせるシーンは多め。

「28日後」にも出てくるという全力疾走してくる大量のゾンビや、ゾンビ感染後の出産などインパクトは十分!!

 

ガス爆発を至近距離で行ったり、仲間だけの車内でチェーンソーを振り回したり、金網に囲まれた車内で銃を乱射したり、車の後ろに張り付く一体のゾンビのために乗っている全員が判断ミスと言えるような行動をとるシーンなど、ツッコミどころは多いですが、あんな状況で冷静な判断なんかできないだろうし、あまりに絶望的な状況でストーリーを進行させるには多少の御都合主義があっても仕方ないかな、と許せる範囲!笑

他にもウザい人間がたくさん登場し、ハッピーじゃない展開も多いので嫌いな人は少なからずいると思いますが、自分的にはリアリティがあってよかったかな、と。

 

ただ、気に入らないのがラストのオチの部分。

ここからはネタバレ含むので文字を白くしておきます!

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この映画のラストは船で脱出した一行が着いた島にもゾンビが大量に湧いてましたというバッドエンド。

ラストシーンだけが突然ハンドカメラによる映像に切り替わるのだが、これはこれで新鮮味があってよかったと思う。ただ、せっかく出した食料不足などの展開がただのバッドエンドフラグにしかなっていないのが非常に残念。

仮に島に到着できるエンディングにするにしてももっとじっくり時間を使って「食料不足が原因でアナたちが互いを殺し合い、最後の一人となって限界を迎えたアナが偶然漂着した島にもゾンビがいた」くらいの苦しみ描写が欲しいところ。映画では時間的にもあっさり島に着いてしまった感じがして、最後の希望感が足りない。

個人的には船の上で食料も水もなく、島も見つからないまま一人一人倒れていって全員死亡くらいの胸糞悪い絶望エンドで良かったんじゃないかななんて思うけど!笑

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とまぁ気に入らない部分もありましたが、感染型ゾンビ映画として非常に面白かったです!

痛いグロシーンがキツい人、ストーリーに救いを求める人、登場人物のおバカ行動が絶対許せない人以外にはオススメの映画です〜笑

 

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東北旅行 2泊3日の青春18きっぷ旅

3月中旬。東京はようやく暖かくなってきたかなという時期、お金はないけど時間はあったので青春18きっぷでも使って安く遠出してみようかなと!

 

行き先は名古屋と北陸と東北とで悩んだのですが、今回は行けるところまで北に行ってみようという企画で東北にしました笑

前日になんとなく調べてみると鈍行を使って東京から1日で行けるのは秋田あたりが限界らしいので、1日目で秋田、2日目に青森まで行って3日目の夜に帰ってこれるようにしようかなーとざっくり計画。

さらに秋田青森間を走る五能線という鉄道が観光にもってこいらしいのでそれに乗ることを目指して

青春18で行く、五能線の旅!!!

 に決定!

 

初日の時間を調べると、早朝の電車の次がすでに終電www

絶対に電車をミスできない緊張感の中、およそ8:30から23:00まで14時間半の移動が始まります( ̄▽ ̄)

大阪などに続いて超ハードスケジュールなので主に自分と同じくお一人様の旅行におすすめします笑

 

 【1日目】

8:38 新宿から

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旅の出発地は新宿。要となる18きっぷを買って埼京線へ!

 

9:12 赤羽 乗り換え

早速15分の遅延( ;´Д`)

この先に不安を感じながら一気に宇都宮を目指します!

 

10:38 宇都宮 到着

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宇都宮駅に到着!餃子と悩みましたが宇都宮焼きそばを求めて「石田屋」へ。平日のこの時間ということもありお客さんはおらず、すぐに作っていただけました!

ただ、若干距離があったので移動は小走り&テイクアウト笑 電車を逃せないので急いで駅へと戻ります。

 

11:11 宇都宮から黒磯へ

岡本駅を過ぎて山を越えると一気に田んぼが増えてきます。

アッツアツの座席に座りながらユニークなデザインの宝積寺駅を通過します。

 

12:02 黒磯駅 到着

ここで30分くらい乗り換え時間があるので焼きそばを食べて待ちます。

ここの焼きそばはテイクアウトだとビニールに包むだけという斬新なスタイル笑 食べづらいけれど美味しかったです!

食べ終わったら再び電車へ。

 

13:36 郡山駅 乗り換え

14:26 福島駅 到着

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東北がスタート!1時間半くらい時間があるのでまずは喜多方ラーメンを食べに「丸信」へ。あっさりスープが美味しかったです!

お土産を見たりしますが時間がだいぶ余り、ひたすらぶらぶら笑

近くにあまり面白い場所がないのが残念( ´Д` )

 

16:51 米沢駅 到着

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福島からおよそ45分。山形県に入ります!

この前から続く雪が積もるエリアがめっちゃ綺麗!

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40分ほどの待ち時間の間に米沢牛さくらんぼのお土産を購入!

まるぶん」の牛重を食べ終え、秋田駅を目指します。

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↑ 道中、美しい夕日と雪原の景色。

 

18:21 山形駅 到着

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30分ほどお土産タイム!

 

20:10 新庄駅 乗り換え

23:04 秋田駅 到着

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長かったー笑 おばあちゃんたちが秋田弁で近所に大根を配る話をしているのを聞きながらおよそ6時間・・・

ようやく初日の目的地秋田駅へ。

まぁまぁな寒さの中ホテルへと急ぎ、翌日のプランを立てて就寝。

 

 【2日目】

8:30 秋田駅内を散策

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夜はお店も全て閉まっていたのでお土産を見たりお昼用のお弁当を調達!

 

9:45 秋田駅を出て東能代駅へ

景色はひたすら田んぼ笑

秋田の若い女性は厚化粧な人と地味な人の二極化している気がする。

 

10:42 東能代駅 到着

ここから五能線に入ります!

本来ならばリゾートしらかみを使って観光するべきところなのですが、平日はやっていないことが多いそうでこの日も運休でした泣

しかもこの五能線、かなり本数が少ないので観光プランはかなり限られてしまいます・・・くぅ( ;´Д`)

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↑ 有名な能代のバスケゴール。

 

12:44 深浦駅 到着

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文句をたれながらも深浦駅まで来ました!笑

途中で食べた比内地鶏弁当がうまかった〜( ´▽`)

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若干雨が降っていたのが残念でしたが、海と山に挟まれて見ごたえのある景色でした!

十二湖で観光をしたかったのですが、早朝の電車に乗らなければ電車がなかったので断念。次の電車は4時間以上後なのでとりあえず近くにある観光課へ笑

 

深浦から次なる観光スポットの千畳敷までバスがあることがわかったのでそれまでの間観光することに!

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↑ 漁港があり

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↑ 少し歩くと円覚寺という小さな寺があります。

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弁天島。美しかった!!

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弁天島の横は鋭く削られた岩の壁。

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↑ 岩の壁を越えると絶景の見渡せる休憩所。

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滑ってこけました泣

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↑ 駅へと戻り、反対側の大島。

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↑ 大島へはこのような道を進んで登ることができます。

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↑ 大島の上から。絶景!

 

ご飯も食べたかったのですが、オフシーズン&平日の五能線沿線では基本的にお店がありません!!笑

もしかしたら深浦の焼肉屋とかカレー屋とかはやっていたかもですが、せっかくなら海鮮が良いなぁと欲が出てしまいました・・・

 

15:45 バスで千畳敷

16:17 千畳敷駅 到着

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写真ではうまく撮れませんでしたが、ギリギリ夕日っぽい景色を見ることができました!多分日の入りはもう少し後だと思うのですが、小雨が降る曇天では16時ちょいがピークっぽい感じかな!

 

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1時間半ほどの時間があるのでライオン岩や灯台下からの景色を堪能し、駅で電車を待ちます。

寒い・・・誰もいない・・お腹すいた・・・

観光課でもらったガイドブックには灯台からの景色が良いとか書いてあるけど灯台閉まってるし。営業中の看板は全部休みだし。結構距離ありそうで、見所の兜岩も見れないし。駅のホームはちっちゃい屋根あるだけで椅子すらないし。雨で靴の中までびちゃびちゃだし。カモメうるさいし・・・

待ちわびる電車が来た時は感動モノでした笑

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19:43 弘前駅 到着

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外は真っ暗、高く積もる雪。

気温は今までで間違いなく一番低かったです。

が、電車の中でだいぶ服や靴下など乾き、雨も止んだので千畳敷よりだいぶ楽です笑

 

お弁当以来何も食べていなかったので豪華に「一休寿司」で回らないお寿司をいただくことに!2000円程度だったのに超うまいまぐろなどの他にもウニやイクラの高級ネタもあり、手巻き寿司やエビの頭のお吸い物、りんごのデザートなどもついて大満足!!また行きたくなるお店です!

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弘前駅は22:30発。時間があるので観光スポットを回ります!

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↑ しんと澄んだ空気と弘前の街。

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弘前昇天教会。

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青森銀行記念館。

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↑ 旧弘前私立図書館。暗くてすみません・・・

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弘前城を囲む堀。寒さのあまり凍ってる。

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弘前教会。

 

21:30 弘前駅 到着

寒かったこともあり、早く駅に帰ってきました笑

1時間ほど待機し、二日目の目的地大館へ、折り返しはじめます。

 

23:12 大館駅 到着

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ホテル!寝る!

 

 【3日目】

7:30 大館駅周辺を散策

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お腹すいたので朝市へと向かいま・・・したが、いたのはおじいちゃん一人。そもそもやっているのかもわからないような状況に耐えられず、駅へと戻ります汗

周りに朝からやっている店はなく、一軒やっているお弁当屋さんは昨日食べたお弁当屋さん

ダブりは避けたくて、コンビニの即席きりたんぽを無理言ってその場で食べさせてもらいました。店員さんごめんなさい、ありがとう泣

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↑ 本家ハチ公!

 

9:17 大館駅からIGRいわて銀河鉄道で盛岡へ

 

この区間のうち(おそらく)好摩・盛岡間はIGRという私鉄直通になるため、青春18きっぷだと650円の課金が必要になります。

しかしこの大館・盛岡間の景色が最高で、雪山を存分に楽しむことができます!

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いやぁ、素晴らしい!

 

12:15 盛岡駅 到着

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お腹すいたー!!ということで、3大麺のうち盛岡冷麺をチョイス。冷麺でも年中やってるのね。

ぴょんぴょん舎」では梨が入ってましたが、スイカと違って種がないのがありがたい〜!!人気店で、若干混んでいたので時間がかかってしまいましたが、ゴムのような麺が美味しかったです(褒め下手)

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13:12 盛岡駅から仙台へ

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ここからいくつか乗り換えて仙台を目指します。

アナウンスが”かグ(各)駅停車”とか”改さヅ(札)口”とか、訛りを感じる。

このあたりで乗ってくるおばちゃん&おばあちゃんに若干気の強さを感じる。

 

14:39 一ノ関駅 到着

第一乗り換え駅。一ノ関の少し前から雪はほぼ無くなり、田園が広がる。

このあたりで乗ってくる女性はどの年齢でも頬の上の膨らみが目立つ気がする。

 

15:29 小牛田駅 到着

第二乗り換え駅。梅ヶ沢駅あたりで雪がちょっとあったが、その後も雪のあるところがちらほら。

 

16:30 仙台駅 到着

仙台にようやく到着!30分しか時間がないので急いで「たんや 善治郎」で牛タンをいただき、萩の月を買う!

牛タンは分厚く、塩が効いていてうまい!萩の月は予想外に高級だったが卵感をガツンと感じるほど濃厚でふわふわでした。

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17:01 仙台駅から一気に福島まで

白石駅から急に雪景色!おそらく藤田駅くらいまでは積もってそうだったが、夜になると東北は真っ暗で何も見えなくなる。

このあたりで乗ってくる人、おそらく宮城県民はボタン式なのにドアを閉めない。他の県では閉めない人がいると周りの人が睨んでたのに・・・

 

18:22 福島駅 到着

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初日のルートに合流。

福島あたりで乗り降りする女性は童顔で、若い男性は顔が大きくて目が小さく、平たい印象。(さっきからごめんなさい)

 

20:45 黒磯駅 乗り換え

21:48 宇都宮駅 乗り換え

23:27 赤羽駅 到着

暗いので特に見るものもなく赤羽に到着。ボタン式の電車に別れを告げ、乗り換え。

 

23:50 新宿駅 到着

の予定でしたが、寝過ごしてゴタゴタ笑

なんとか無事帰れました( ̄▽ ̄)あぶねー

 

旅行を終えて

ズラーっと書きましたが、福島までしか行ったことのない自分にはとても楽しい旅行でした!今度は一つ一つの県をゆっくり回ってみたいなぁなんて思います。

ただ、一つ言えることは

シーズンは大事

です。またね〜笑

少年は残酷な弓を射る 考察

少年は残酷な弓を射る

今回はホラー映画のレビューではなくサスペンス?映画の考察を。

ネタバレ込みの考察なので未視聴の方などは注意!

 

 

 

 

 

この映画の大まかな流れは

1. エヴァとフランクリンが出会い、結婚。夫婦の間にケヴィンが生まれる

2. ケヴィンの子育てに苦労するエヴァ。夫には懐くのに自分には「ママ」と呼ぶことすらなかった。

3. 治るどころか過激化する言動に、全て自分へのいたずらかと思い出すエヴァ。ついにキレてケヴィンに怪我を負わせてしまう。しかしケヴィンが体調を崩した日、初めてエヴァを「ママ」と呼び、甘えてくる。

4. エヴァたちに第二子セリアが誕生。しかしケヴィンは妹を遊び道具、雑用係として使うばかり。また、自身は弓の練習に没頭する。

5. エヴァの提案によりケヴィンと二人で出かけるが、相変わらず上手くいかない。それからしばらくして出しっぱなしにされていた排水管の溶剤によってセリアは片目を失ってしまう事件が起こる。

6. セリアの事件などをきっかけにエヴァとフランクリンがついに離婚を考え始める。そしてケヴィンが16歳の誕生日を目前にしてついに大事件を引き起こす。

7. ケヴィンによって大量の生徒とフランクリン、セリアは殺され、ケヴィンも刑務所(少年院?)へ。エヴァはケヴィンの面会に訪れるが何も話すことはできず。(テレビの話は直接してたのかも?)

8. 家と職を変えるエヴァ。しかし事件を起こした街から離れなかったため、周囲の人全員から激しく非難され続ける。

9. 事件から2年経ち、ケヴィンの大人の刑務所へ移動に合わせて再び面会をするエヴァ。なぜ事件を起こしたのかというエヴァの問いに対してケヴィンは「わかってるつもりだった。でも今は違う。」と。そして面会は終了し、エヴァはケヴィンを抱きしめるのであった。

 

ここまでの話と、ケヴィンが母親の愛を求めていたということは大半の人がそう受け取ったはず。

しかしなぜケヴィンはあのような態度をとり続けたのか、なぜ事件を引き起こしたのかという点について具体的なことは示されていない。たぶんそれこそが原題の通り議論すべき点なんだと思う。

 

事件を引き起こした理由はおそらく母に「見てもらう」ため。多くの人が多くの時間テレビを見ていることに注目したケヴィンはテレビに放送されるような「退屈ではないこと」を計画する。ケヴィンの特技は弓であり、その腕を使えば大事件を起こすことができる。もしかしたら自分の腕の良さを見せたかった点もあるかもしれない。

弓を持ったケヴィンが礼をしたシーンを見ても、これが彼なりのショーだったんだと思う。友人関係などの描写は一切なく、おそらく母にしか興味のなかったケヴィンにとって生徒はただの道具。殺すことに躊躇はなかっただろうなー。

じゃあなぜ母への愛がこのような態度で現れてしまったのかってことについてはいろいろ解釈があるはずなんだけど、ここでは単純に反抗・否定こそが一番注目される手段だって分かっていたからなんじゃないかな。

ケヴィンは賢かった。だから赤ちゃんの頃に泣いて母を呼んでいた原理を体で覚え込んでしまった。なかなか喋らなかったのは自分を異常に見せて母の関心を惹くため。これが成功してしまったがために、異常な振る舞いを続け、さらに反抗や否定も有効であることに気づいてしまった。父親についてはあまり関心がなかったから赤ちゃんの頃から泣いて求めることもなかったし、大きくなっても反抗する必要はなし。読み聞かせのシーンは体調不良で本心が素直に出た唯一のシーンかな!

ケヴィンは成長して母のことを徹底てきに調べ上げる。ケヴィンとエヴァが水の中に頭をつけるシーンは様々なことを息子が真似てる様子とか、水面が鏡のようになることを含めた隠喩なのかなーなんて。

小さい頃のようにただ闇雲に反抗するのではなく、母の行動の一手先で最も関心を集められるよう立ち回るケヴィン。そしてその集大成のごとく引き起こした事件。父と妹は邪魔者だったからだろうね。夫婦の営みを妨害したり、妹と過ごす母をチラチラ見てたりしたところも、賢くて母親一筋なケヴィンなら偶然じゃないだろうし。

しばらくは母と暮らすため、母の注目を惹くために利用してきた二人も、離婚されちゃうならもう必要なくなるし邪魔なだけだからってことで事件を起こして二人っきりになりたかったのかな。

でも実際は刑務所で母には会えず2年もの間考えた結果、自分のやったことが正しかったのかわからなくなってしまった。甘えることをほとんどしてこなかったケヴィン、エヴァも息子への愛を疑ってしまい愛情表現ができなかった。だからこそ改めて接し方がわからなくなってしまったケヴィンだったけど、エヴァが抱きしめてあげることで明るい未来が見えたっていうラストシーンだったのかな!

 

グダグダ〜っと書いてしまったけど個人的な解釈でした!笑

ストーリー以外に、キャストの演技が素晴らしい作品だと思います!

すごく特徴的にいろいろな色が使われていたり、音楽の使われ方も独特な感じがあるから詳しく研究するのも面白そう!

あとNINTENDO64とか琴の音楽とか、ちょいちょい日本要素があるのも面白い!!笑

 

たまにはこんな作品もいいなぁと思うまとめきでした( ̄▽ ̄)

 

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ヘイヴンハースト B級か、C級か

ヘイヴンハースト

総合:57点

怖さ:☆

ストーリーのわかりやすさ:☆☆☆☆

 

2016年アメリカ制作のサスペンスホラー!

『ソウ』シリーズのプロデュースサーが製作総指揮を務めた本作、予告編ではまぁまぁな印象だったけど・・・

 

突然音信不通になった友人のダニエルを探すためダニエルが最後に住んでいたアパート”ヘイヴンハースト”を訪れるジャッキー。ヘイヴンハーストは何らかの問題を抱えた入居者の更生を促すための施設であり、自身のアルコール依存症が原因で娘を亡くしたジャッキーもアルコールの摂取を断ち、質素で健全な生活を送るというルールのもとで入居が決定した。

しかし入居して早々に同様のルールを破った住人の一人、ポーラの悲鳴を聞いたジャッキー。ポーラはその後姿を現さず、ジャッキーはこのアパートと支配人であるエレノアを疑い始める。

そしてダニエルやポーラと同じようにルールを破って飲酒をしてで秘密を知ろうとするジャッキーの元へ退去勧告が言い渡された時、アパートに潜む謎の存在が彼女に襲いかかる!

 

殺しにくるやつから逃げるという単純明快なストーリー。

ただ、この80分という短い時間で苦手な人には注意が必要な点がいくつか。

どれも1カット程度の尺ですが、

・SEXシーン

・レイプ(未遂)シーン

・拷問シーン

・身体切断、突き刺しシーン

などがあり、怖がらせ方もビックリ系が多いので注意!

 

この映画の最大の見所はこの拷問シーン・・・かな?笑

ミステリーというカテゴリをつけられてはいますが謎解き要素はほぼなく、序盤で全貌が見えてしまうし、どこから出てくるかわからない恐怖みたいのもあまりない(ドキドキする前に出てきちゃうからね!笑)。アクションがすごいわけでもなければ官能ものでもないし、ラストのどんでん返し等もなし!笑

これは個人の趣向の問題だと思いますが怪人のデザインもカッコよくはないし(ヘルレイザーとジェイソンを混ぜたような感じ)、独特の雰囲気みたいのもない。

ので、消去法的にも拷問や痛いシーンがメインなのかな〜と思うけれど、そうだとしたらかなりライトな作品。余計なものはないし、痛い系に興味あるけど自信ない人向けの入門作としてはいいのかも?笑

これで120分映画とか言われたらキレるけど、80分でスピード感はあるからまぁいいかなみたいな( ̄▽ ̄)

 

ただ、怪人の詰めが甘すぎるのと最後の展開に至る少女の心理が分からないところは最後までモヤモヤします・・・

 

これをプロローグにして、今度は大量の怪人が出てきるっていう絶望的な作品が出てきたら観たいかなって感じ!

そんな感じのふわっとした作品でした〜笑

 

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永遠のこどもたち "ほどよい"ゴシックミステリ…?

永遠のこどもたち

総合:66点

怖さ:☆

なんか惜しい:☆☆☆☆

 

一ヶ月くらい空いてしまいました、久々のレビューです笑

今回はギレルモ・デル・トロ氏プロデュース(見終わるまで監督作かと思ってました笑)の『永遠のこどもたち』。

スペイン発の哀しいホラーということで鑑賞!

 

孤児院で育った婦人ラウラは夫のカルロス、養子の少年シモンとともに小規模な孤児院を設立しようととある屋敷に引っ越してきた。

屋敷の近くには閉鎖された灯台があり、ある日ラウラはシモンを遊ばせるために灯台の下の洞窟へ連れていく。しばらくしてラウラがシモンを探しに行くと、彼はトマスという友達ができたというが、そこには誰も見当たらなかった。

もともとシモンには妄想癖があったため気に留めなかったが、それ以降「友達と同じく自分も大人にはなれない」などと言ったり「宝探しゲーム」という複数人でしかできない遊びを始めたりと、シモンの不可解な言動は加速していく。さらには老婆が現れて、シモンのことを尋ねたり物置小屋に潜んでいたりと怪しく屋敷を動き回っていた。

そしていよいよ孤児院開設のパーティーの日、ラウラは言うことを聞かないシモンを叩いてしまうが、それから彼の行方が分からなくなってしまう。シモンを探し回るラウラはパーティー会場にいた一人の子供によって監禁されてしまう。しばらくして救出されたラウラであったが足を怪我してしまい、シモンを見つけることもできなかった。

唯一手掛かりになりそうな怪しい老婆とラウラを閉じ込めた謎のこどもを探し出し、シモンの捜索を始めるラウラとカルロスであったが、"その時"は刻一刻と迫っていた・・・

 

哀しい話だった(T ^ T)

他の方のレビュー通り、哀しくて、愛に溢れた作品だと思います。

ストーリーも良くて、謎解き要素も十分!!

 

ただ、眠くなる・・・笑

 

この作品がどんなホラーかと言われれば間違いなくゴシックホラーであり、全体的に暗く、静かに哀愁漂う感じなので眠くなる人も少なくないんじゃないかなって思います笑

ただ、ゴシックの中にも警察や科学みたいな要素も入っていて、どこかインシディアスに似ているような印象も。アザーズみたいなコテコテのじゃない分観やすい内容な気がする!

一方、ゴシックで超大事な内装服装などがあまり出てこず残念。それとところどころに挟み込まれてる美しい風景はもっとたっぷり観たかったかな。

構成的には中盤に若干の中だるみ感があるものの、ゴシックはだいたいそういう印象受けるからそんなもんかなーと思うけど、ラストのお父さんのカットはいらないなぁ。最後のラウラのシーンがピークだからそのままエンドロールに行って欲しかった!伏線回収は一回してるし、十分想像できる内容だったし。

どうしても付けるならエンドロールの後のおまけ的なので良かったと思います( *`ω´)

 

総括するとストーリーはいいけどホラーとしては控えめだし、ゴシックとしても若干物足りないかもっていう印象でした〜

似てる作品ならドリームハウスの方が好き。

ちなみにギレルモっぽさはちょっとあったよ!

 

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パッケージのネタバレはどうなんだろう・・・