まとめのーと

あれこれ旅行や趣味のことを備忘録も兼ねてのんびり気ままにまとめてみる。

テラーオブハウス ”あれ”にそっくりな作品!

テラーオブハウス

総合:58点

怖さ:☆★★★

演技力:☆

 

Netflixで公開されているテラスハウスのパロディホラー…

地雷臭がすごいのに評価はかなり高くて、劇場公開中も満員だったんだとか。レンタルショップなら間違いなく借りないけどせっかくだから鑑賞!笑

 

舞台はそっくりそのままテラスハウス

4人の若い男女が住むシェアハウスに2人の新メンバーが入居してくる。主人公は新メンバーで女優志望の美咲。それぞれのメンバーが互いに刺激し合いながら夢を追う姿を収録する番組・・のはずであったが、共同生活の中で奇妙な出来事が起き始める。

窓に映る女の姿、割れる窓。いつものことだ、と気に留めないメンバー。しかし美咲だけは違和感を感じていた。

そしてついに彼女は気づいてしまう。メンバー全員がここに集まっている理由に・・・

 

 

棒読み・・・!!!笑

1回目観た時は進まない話、興味のわかない登場人物の過去話、ただただギスギスした会話、そして何より棒読みの嵐に観るのをやめてしまった笑

飛ばし飛ばしで観てもひどいシーンしかないし盛り上がりそうにもなかったからもういいやってなってしまったけど、オチがすごい的な評判を聞いたので耐えながら最後まで鑑賞。

 

なるほど、確かにこれは最期まで観なきゃいけない作品だ。

コッテコテのB級Jホラーかと思いきやこれがなんと僕のイチオシ作品の「私はゴースト」に酷似しているではないか!

何から何までそっくりで、「私はゴースト」の怖かったところを参考にしました!みたいな作品。他にも今まで僕が観てきた作品の要素っぽいものをところどころ感じることができて、僕と同じような趣向でホラーをある程度観ている人が作ったんだなという印象(*´∇`*)

 

「私はゴースト」で不可欠なゴシック要素がない分不気味な雰囲気や怖さは半減している一方で、減った分をパロディのポップさが埋めているため圧倒的にこっちの方が観やすい。

作品内の謎とかも全て丁寧に解決してくれているし、いい言い方をすれば入門編的に良い作品!少なくとも一般ウケする作品だと思う。

 

ただ、徐々に慣れてくるとはいえ棒読み等の安っぽい演出はやはり観ていて辛いものがある。不気味な怖さの「私はゴースト」から不気味さを減らした感じはやはり中途半端感を生み出しているし、デッキブラシとかもうホラーなんだかコメディなんだかわからない状態( ̄v ̄;)

あとどうせパロディならプロフィールシーンとか、もっと本家に寄せていいと思うシーンも多かったなー。

 

まぁそんな感じで個人的には「工夫により二番煎じは避けられたものの、主に演技演出のせいで中途半端になってしまった作品」ですなー笑

あと、キャストのルックスもリアルなんだけど、できればもうちょっと美男美女だったらよかったなぁなんて( ̄▽ ̄)

 

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