まとめのーと

あれこれ旅行や趣味のことを備忘録も兼ねてのんびり気ままにまとめてみる。

ディセント 100分間休みなし!笑

ディセント

総合:89点

怖さ:☆☆☆

6人の連携:☆

 

もともとは心霊要素なさそうだし設定もありきたりなB級感がして避けてきたのですが、地下モノのホラーを調べると必ずと言っていいほどこの「ディセント」の名前が出てくるので気になって観てみることに。

 

夫と息子、数人の友人とともに川へと遊びに来た主人公のサラ。しかしその帰り、家族を乗せた車は運転手である夫の不注意によって事故を起こし、夫と息子は命を落としてしまう。

それからしばらくが経ち、川で共に遊んだ友人を含めて5人の旧友がサラを励まそうと洞窟探検旅行を計画する。

サラたち6人は山小屋に集合した翌朝、すでに下見を済ませたジュノを先頭に観光ガイドにある安全な「ボアム洞窟」を目指す・・・はずだった。

ジュノが案内したのは巨大な穴。いきなりハードなコースに最初は動揺するメンバーであったが、ホリーを筆頭にスリルを求める6人はワクワクしながら穴を降りて行った。

奥へと進むほどに狭くなる道。うつ伏せになって進むのがやっとの道で、なんとか一人ずつ抜けていく一行であったが、最後に入ったサラがパニックを起こしてしまい進むことができない。そして前にいたベスがなんとか落ち着かせようとしたその時、突如サラの頭上で落盤が始まる。サラの荷物を捨て、なんとか脱出した二人であったが、道は完全に塞がってしまう。

二つあるはずの別の出口を目指すため、ガイドを頼まれたジュノであったが、彼女はガイドブックを置いてきたという。理由を問われて黙り込む彼女であったが、違和感を感じていたベスによってこの洞窟がボアム洞窟ではない未踏の洞窟であることが明かされる。

助けも来ず、出口があるのかさえ分からない洞窟でサラたちは無事地上へと生還することができるのか!?

 

 

「ディセント」、なかなかいいぞ・・・!!笑

予告編ではB級感プンプンだったけれど( 落盤のシーンを除いて )安っちいシーンはほとんどなく、怪物のデザインもまぁまぁ良い!

グロい描写が多い上に救われない展開もあり、始終ビックリシーンで気の休まらない作品なので嫌いな人は避けた方がいいとは思いますが、ある程度耐性がある方にはオススメ!笑

地下という設定に甘えて映像を暗くしすぎることもなく、洞窟の閉塞感、極限状態での心理描写、至近距離で怪物が徘徊する緊張感、よくできています!!

ラストも綺麗に仕上げてあり満足( *`ω´)

なんとなくちょっと綺麗すぎる感もあるけどね!

 

地底で女性たちが女性であることはおろか、人間であることを捨ててたくましくなっていく様子に圧倒される映画でした笑

 

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