まとめのーと

あれこれ旅行や趣味のことを備忘録も兼ねてのんびり気ままにまとめてみる。

アザーズ まさにゴシックの最高傑作

アザーズ

総合:85点

怖さ:☆★★★

上品:☆☆☆☆

 

ニコール・キッドマン主演の2001年制作映画。

制作にはあのトム・クルーズが加わった「アザーズ」はゴシックホラーのレジェンドとして高い評価を受けているらしいのでどんな映画なのか観てみました。

 

第二次世界大戦が終結し、グレースは二人の子供と共に大きな屋敷の中で未だ帰らぬ夫の帰りを待っていた。以前屋敷では使用人を雇っていたが、突然姿を消してしまったそうで、新たに3人の使用人が雇われることになった。

使用人に屋敷の規則を伝えるグレース。部屋を移動する際には必ず複数のドアを同時に開いておかないことや、すべてのドアには鍵をかけること、カーテンは閉めたままにすることなど、変わった規則がいくつも決められているのは二人の子供が光アレルギーであるからだという。

しかし3人の使用人が来てからというもの、ドアが開きっぱなしになっていたり、カーテンが開いていたり、屋敷の中で騒音がしたりと奇妙なことが頻繁に起こるように。

使用人を疑うグレースであったが、すぐに何者かが屋敷に潜んでおり、娘の一人がすでに接触していることに気づく。急いで神父を呼ぼうと屋敷を出た彼女が出会ったのはグレースの夫チャールズであった・・!

 

 

なるほど、これは確かに今までのとは違うぞっ!

今まで「ゴシックホラー」ってあんまりよく分からない感じがあったけど、これを観たらイメージがついたし「私はゴースト」とかがゴシックなんだなっていうのも理解できた( *`ω´)

(ってか「私はゴースト」ってほぼこれのオマージュなんじゃないかって感じの作品だな笑)

 

この映画自体はあまり怖いところがなくてむしろミステリー系っぽい感じなんだけれど、屋敷の雰囲気や映像の感じが上品に精錬されててB級映画とは全く違う「劇」を見てるような感じかな。

悲しいストーリーも良かった!

 

完成されてて「こうしたら良かった」なんてとこは全くないのだけど、やっぱり独特の暗さとじっくりと時間をかけて進む展開に眠くなったり退屈する人が出るのも頷ける。

特に起承転結の起と承が長いんだよね笑

まぁここがあるからこそ雰囲気があるって感じだから仕方ないんだけれど!

 

とにかく怖いとこが見たいんだぁっていうこの映画に向かない人は予告編に怖いとこ全部まとまってるからそれでいいと思う( ̄ー ̄ )

 

怖くはないけど確かに良作だと思います。

とにかくニコール・キッドマンがハマリ役&美しかったです笑

 

 

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