まとめのーと

あれこれ旅行や趣味のことを備忘録も兼ねてのんびり気ままにまとめてみる。

スケルトン・キー ちょっと物足りない映画

ケルトン・キー

総合:76点

怖さ:☆★★★★

物語・描写:☆☆☆★★

キャスト・演技:☆☆☆☆★

音楽・演出:☆☆☆★★

謎解き:☆☆☆★★

DVD特典のボリューム:☆☆☆☆☆

トラウマ要素:カルトが少しあるくらい

 

【ストーリー】

ニューオリンズの看護師キャロラインは、病院での機械的な命の扱われ方に疑問を抱いていた。ある日、住み込みで看護師を募集する記事を見つけたキャロラインは面接を受けに郊外の豪邸を訪れる。

豪邸には老夫婦が住んでおり、キャロラインは彼らの雇う弁護士のルークから、体の不自由な夫のベンの世話をすることが主な仕事内容であることを告げられる。出身が南部でないだけでベンの妻ヴァイオレットからよく思われていないこと、以前にも多くの人が辞めていることを知ったキャロラインは辞退を考える。しかし、父の最期の時を看取ることができなかった後悔が、彼女にベンの世話をして働くことを決心させる。

キャロラインはヴァイオレットから30以上ある扉を開けるマスターキーを受け取って働き始めるが、屋根裏の奥にマスターキーでも開けられない部屋を見つけてしまう。ヴァイオレットすら開けたことがないというその部屋が気になり、合鍵を使って中へと入ったキャロラインは呪文のレコードや、その他様々な呪術品を発見する。

 

 

 【レビュー】

衝撃のラスト…にはなりきれず。笑

 

この映画の盛り上がりは何といっても後半からラストへの怒涛の展開なのだが、オチがありがちな話なので衝撃度はあまりないので、ちょっとパンチの弱い作品。

 

ただ、作品全体としてセットや雰囲気などとても細かく作り込まれていて面白かったし、キャストの演技もなかなか良かった!主人公キャロライン役のケイト・ハドソンが美人なだけでも観て後悔はしない映画。

個人的には沼地の設定も良かった!もっと分かりやすく沼沼してても良いくらいかなって思うけど、まぁ沼の映画ではないので。笑

 

ただ、やっぱりホラー映画として観る上ではもっと怖くないと物足りない。

宗教やオカルトの持つイかれた感じや恐ろしさや、暗くて不気味な雰囲気をもっとガンガン出しても良かったのかなと思う。

 

余談ではあるけど、この映画のDVDには他に見たことのないほどの特典映像が詰まっている。

監督によるノーカット実況だけでもすごいのに、お料理教室や恋占い、朗読、怖い話など、もはや本編に関係ないものを含め、とにかく盛りだくさん笑

監督の性格なのか、みんながとにかく仲良かったのかわからないけど、「言いたいことがありすぎる!」っていう感じが全面に押し出されていました笑

一通り観るのにやたら時間かかりましたが、たまにはこういうのも面白いなぁって思いました( ´ ▽ ` )

 

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