まとめのーと

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リーピング 神話系カルトミステリー

リーピング

総合:68点

怖さ:★★★★★

物語・描写:☆☆☆★★

キャスト・演技:☆☆☆☆★

音楽・演出:☆☆☆☆★

謎解き:☆☆☆★★

ラストシーン:☆☆☆☆★

トラウマ要素:大量の虫、多少のビックリ

 

【ストーリー】

宗教がらみの事件を科学的に解明する大学教授キャサリンは、とある男から依頼を受けてヘイヴンという町で起こる不可解な事件を助手のベンとともに調査することに。そこで彼女らが見たものは、真っ赤な池や大量のカエルの死体など、まるで出エジプト記の「十の災い」を模倣したかのような不可解な事件の数々であった。

町長は少女ローレンを悪魔の子とし、全て彼女の仕業だとしてしまう。宗教で娘を亡くしたキャサリンは彼女を守るため真相の解明に奮闘するが、そこには彼女の予想だにしない衝撃の秘密が隠されていた。

 

 【レビュー】

壮大なカルトミステリー映画。

 

ホラー要素は少なく、町に根付く宗教と不可解な事件の捜査を行うミステリーの要素が組み合わさった作品。

怖くはないけど、大量の巨大イナゴが出てくるので虫とか大量のものが苦手が出るのは気をつけておいたほうがいいかも。

ちなみにパッケージの蛇は出てきません。少女に絡みつきません。

 

よくありそうな内容・展開・ラストではあるけれど、キャストの演技や衝撃のラストシーンは見応えあり!

ただ、災いのムラっ気が気になるのと、宗教のイカれっぷりがあまり感じられなかったところ、理解しにくい部分がちょこちょこあるのは少しマイナス。

 

全体としては、こういう神話系の話が好きな人ならなかなか楽しめるんじゃないかな、というような作品でした。

 

【似てると思った映画】

特になし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネタバレレビュー】

二回見てもイマイチ分からなかった点について。

謎が残ったのは主に4点。

1. 少女は悪魔だった?

2. ダグたちはなぜ少女を殺そうとした?

3. 最後のお腹の子は?

4. 電話先のおじさんはなぜ焼け死んだ?

最初はダグたちの言う通り少女が悪魔なのかなと思ってたけど、だとしたらなぜ悪魔教の信者たちは彼女を殺そうとしたのかが分からなかった。

でもキャサリンではなく少女こそが天使だったとすれば3つ目までの謎は解消。少女は神によって悪魔たちから守られており、彼女の持つ力も悪魔に対抗するためのもの。問題の悪魔の血はダグに流れており、性交によりできたキャサリンの第二子こそが悪魔、というラストにつながる。

電話先のおじさんが焼かれたのは神様が「間違ってること教えんなよ」って殺したのか。それとも鎌のマークから燃えたことから、悪魔が「信者でもないのに口出しすんな」って殺したのか。ここだけちょっと曖昧かな笑

 

とりあえず血の池の雰囲気と、イナゴの大群はなかなかパンチある画だったし、想像を超えてくるラストの世紀末感はなかなか面白かったです笑 

 

 

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