グッドナイト・マミー ハイセンスな痛グロ映画
グッドナイト・マミー
総合:81点
怖さ:☆★★★★
物語・描写:☆☆☆★★
キャスト・演技:☆☆☆☆★
音楽・演出:☆☆☆☆★
謎解き:☆★★★★
痛さ:☆☆☆☆☆
トラウマ要素:強めの痛グロ、大量のゴキブリ、
【ストーリー】
双子の少年エリアスとルーカスは”ママ”と森の中の豪邸で3人暮らししていた。
しかしそのママは何らかの理由で手術を行ったことで、顔を包帯で覆うようになったほかルーカスだけを徹底して無視するようになった。
双子は「ママは変わってしまった」と困惑するが、やがて本当のママではないのではないかと疑い始める。
しまいにはエリアスにルーカスとの会話をも禁止させるようになったママへの疑いは確固たるものとなり、双子はママから本当のママを取り戻そうと奮闘する。
【レビュー】
アートでショッキングな痛グロホラー。
マミーをミイラとかけて事故死したママが邪悪な悪魔を宿らせたミイラとなって現れるみたいなB級ストーリーかと思ったら全く違った。
誰が正しいのか、何が正しいのかが分からないまま事態がどんどん過激化していく恐怖。ストーリーだけでなく、演技や音楽、カメラワーク、ロケーションなど、どれをとってもクオリティが高く、全体としてハイセンスな作品。
内容はオカルトではなく強めの痛グロ。
死ぬほどではないが、日常生活でイメージできる最大限の痛さが詰まっているのでついつい目を背けたくなるシーンは多いです笑
切なく、残酷なシチュエーションに、純粋な子供による狂気のバイオレンスが組み合わさってとにかくパンチの強い作品。
ラストまで、観ていて気持ちのいいものではないし、巨大なゴキブリも大量に出てくるので嫌な人はホントに嫌な映画だと思います笑
どんよりしちゃうような映画が好きな私でも結構ドン引きするアートグロ映画なので、もの好きな人にだけオススメします( ̄▽ ̄)
【似てると思った映画】
特になし。